大企業正社員と派遣社員の同級生

先日、大学の友人達との飲み会に参加した。
久しぶりに会ったので、今仕事は何をやっているかの話題になった

でも、すごく違和感を感じたんだ。

ある人は会社を辞めていた。
そして新しい所で働き始めていた。
いわゆる派遣社員だ。...

ある人は最近やっと仕事が落ち着いたと言っていた。
どうやら順調にいっているようだった。

ある人はずっと同じに勤めている。
卒業してから7年間ずっと。

そんな会話の中で感じたのは、同じ会社
特に大企業人に勤めている人の方が良くて
転職をしている人はあまり良くないという
暗黙の了解のような雰囲気。

別にあからさまに派遣社員を悪く言っている人はいない。
ただ、何となくそんな空気を感じているだけだ。
もしかしたら私の勘違いなのかもしれない。
勘違いであって欲しいと思う。

でも、派遣社員の人は仕事の話はあんまりしたくなさそうだった。

一方で、仕事が忙しい人は仕事の話をしていても
他の会話をしている時と同様、楽しそうに話していた。

この日本という国では、新卒の頃に大企業に入って
そのまま一つの会社で定年まで働くことが当たり前だった過去がある。
今は大企業でも潰れる時代だから、価値観も多様化してきたような風潮もある。

でも、やっぱり基本的には数年前からあまり変わっていないような気がした。
大企業が良くて、派遣社員は悪い。
そんな風潮は今も根強く残っている。

そんな私は契約社員。しかもその会社を辞めたいと思っている。
ということは、私もいわゆるダメな部類。
勝ち組、負け組という言葉で表すなら完全に負け組だろう。

でも、そんな私だからこそ強く思ったのかもしれない。

"絶対に稼いでやる"
"いつか、仕事も充実してて今すっごく幸せだよって言えるようになってやる"

そう、心に誓った。